遮水機能診断システム

概要

「遮水機能診断システム」は処分場内で発生した浸出水の地盤への流出・地下水への流入を防ぐ遮水シートが有効に機能しているかを常時監視し、安全な最終処分場を維持するためのシステムです。

特長

●埋め立てた廃棄物を取り除かずに、破損の有無を常時診断可能
●万一、破損が発生した場合は、警報にて異常を知らせ、その位置を表示
●一重、二重遮水シート構造のいずれにも対応可能
●独自の数値シミュレーション解析の導入で、さらに高度な損傷位置の特定が可能(オプション)

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遮水機能診断システム

構成

センサ部
センサ 外部電流電極
内部電流電極
電位電極
スキャナ部
マスタスキャナ(LDS-136) 1台
増設スキャナ(LDS-160) 1台(160点単位)
測定部
印加電源 1台
電圧計 1台
電流計 1台
管理部
パソコン 1式

仕様

一般仕様
使用温度範囲 10~40℃
使用湿度範囲 45~85%
供給電源 AC 100V±10%(単相) 1kVA
耐雷性 各電極接続端子とアース端子間10kV 10μまでの誘導雷に対して機能を損なわない
停電対策 測定中の停電に対してシステムを保護するバックアップ電源が組み込まれています
スキャナ部(1ユニットの仕様)
接続電極数 最大4000
切替時間 約0.1秒
切替素子 FETスイッチおよびフォトモスリレー
測定部
印加電源 定電流動作(0~10A)
(処分場の内外に発生する電圧は通常10V)
電極間電圧測定 測定レンジAUTO
測定時間 約1時間(320点 1点当たり4サンプル2サイクル測定時)
無停電電源 測定中の停電に対して,システムを保護するためのバックアップ電源です
バックアップ時間 約5分
管理部(パソコン)
本体 デスクトップタイプ
モニタ 液晶ディスプレイ
外部記憶装置 DVD-Rなど

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