歩行解析システム

概要
本システムは、床反力の検出(垂直分力、前後分力、左右分力)にひずみゲージ式ロードセル(荷重変換器)を応用した床反力計(フォースプレート)※を中心に、増幅器、AD変換器、パソコン、解析処理ソフトウェアなどで構成されています。
また、総合計測機器メーカの技術と経験をもとに設計製作されているとともに、斯界のオーソリティの方々のご指導を仰いでおりますので、歩行分析の研究用から機能検査用までにご使用いただけます。
特長
●フォースプレートは被験者に余分な負担をかけない設計
●フォースプレートは、相互干渉がない
●ロードセルは、専業メーカの技術ノウハウが活かされ、直線性、ヒステリシスとも優れている
●同時に使用するセンサはテレメータに接続できる
●加速度変換器、杖荷重センサ、関節角度計、平衡棒なども揃っているので、測定項目の追加も容易
●床反力3分力、加速度などの波形、および歩行周期・スピード、作用点軌跡などを測定・算出するソフトウェアを用意
●3次元画像処理システムの増設をはじめ、周辺機器を追加できるので、ご希望にマッチしたシステムに拡大可能
●ビデオカメラ、高速カメラの画像を同期して取り込み、表示も対応可能
●足底圧分布も同期して計測可能
製品一覧
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歩行解析システム

仕様
総合仕様
測定時間 | 1~30秒 ご仕様に合わせて製作可能です |
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サンプリング周波数 | 50,100,200Hz(その他のサンプリングも対応可能) |
総合精度 | 非直線性 : 各分力とも±0.5%RO以内 ヒステリシス : 各分力とも±0.5%RO以内 |
電源 | AC 100V±10V |
フォースプレート
検出分力 | 3分力(垂直分力,前後分力,左右分力) |
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定格容量 | 垂直分力 : 1.5kN(153.0kgf) 水平分力 : ±500N(50.99kgf) |
非直線性 | 各分力とも ±1.0%RO以内 |
ヒステリシス | 各分力とも ±1.0%RO以内 |
固有振動数 | 100Hz以上 |
出力チャネル | 8(X×2,Y×2,Z×4) |
外形寸法 | 600×900×150mm, 400×800×150mm, 600×400×54mm その他寸法定格の製品の製作も可能です |
シグナルコンディショナ
測定チャネル数 | 1 最大256チャネルまで増設可能 |
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AD変換器
仕様 | ご仕様に合わせて製作可能です。 お問い合わせください。 |
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パソコン,関連機器およびソフトウェア
仕様 | ご仕様に合わせて製作可能です。 お問い合わせください。 |
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備考
※フォースプレートは、技術研究組合医療福祉機器研究所殿よりの委託研究(昭和51~53年度)として開発され、改良を重ねて今日に至っています。