フラット検出装置

概要
本装置は列車が走行状態のままでフラットと呼ばれる車輪踏面に生じる異常摩耗を自動的に車輪単位で検出可能で、その構成は検出器とデータ集録装置からなります。検出器は、フラットによる衝撃加速度を検知する加速度計と車輪の通過を検知する車輪検知器と車両番号を特定するための無線電波を受信するアンテナから成り立ちます。
特長
●車両走行中に自動的に検出でき、結果をプリントアウトできる
●加速度方式のため取り付け、取り扱いが容易
●異常車両の車両番号をデータにとり込むため、繰り返し走行によるデータの信頼性が向上している
●PLCを使用しており長期信頼性が高い
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フラット検出装置

仕様
車輪検知器 | 電磁式近接スイッチ2点(進入検知,進出検知) |
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衝撃検知器 | 加速度計 (出力感度2V/490m/s2(50G) 応答周波数範囲DC~800Hz) 4点(左枕木2点,右枕木2点) |
検出対象 | 車輪フラット |
検出範囲 | 1~490m/s2(50G) |
検出可能速度 | 20~120km/h |
検出可能車両数 | 旅客列車16両まで 貨物列車40両まで |
車号認識 | 固定編成の車両1車両にマイクロ波に対応するIDタグ取付 |
印字内容 | 車両通過年,月,日,時,分,秒 車両数 車両順位(先頭からの順位) 異常車両番号 異常車軸 異常車輪の左右別 衝撃加速度値 |
電源 | AC 100V |