BKA-2000BS
自動挿入型傾斜計

BKA-2000BS

概要

最深150mの大深度地下を自動計測

地盤や構造物内に埋設されたアルミガイドパイプB-30に挿入して連続的に傾斜角を検出し、側方変位を測定することのできるシステムです。地盤や連続地中壁の変位測定に使用でき、山留計測・地すべり計測に使用できます。
1軸の専用サーボ型傾斜計を内蔵した検出部をアルミガイドパイプ内へ自動的に挿入し、巻き上げを行いながら傾斜角を自動計測するシステムです。測定結果はファイルに保存することができます。

特長

●タッチパネル操作、PCレスで長期計測
●CSVファイルで保存
●異常発生時の警報接点出力機能

構成

・ 検出部
・ 機構部
・ 制御部
・ 数値表示ソフトウェア(Excel®マクロ)
・ データ確認用パソコン、LAN ケーブルは含まず
・ 標準付属品:取扱説明書、AC 電源ケーブル、アース線、制御ケーブル

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BKA-2000BS
自動挿入型傾斜計

BKA-2000BS

仕様

傾斜測定範囲 ±10°
測定方向 2方向(1軸のセンサを90°づつ回転させて2方向測定)
繰り返し測定精度 測定値(傾斜角度)から演算し,深度10mにて累積変位±3mm以内
測定深度 最大150m
傾斜測定間隔 0.5m,1.0m
巻上機昇降速度 下降速度 7±1m/分
上昇速度 4±1m/分
傾斜計ケーブル 専用ケーブル
(ケーブル長100m,150mを発注時に選択)
操作 タッチパネルから設定
表示 タッチパネル上にモニタ表示
データ回収方法 タッチパネル前面からUSBメモリ(8GBまで)にてデータ回収可能
またはLANによるFTP機能
条件設定・測定・データ処理機能
条件設定 測定深度の設定(有効数値:ケーブル長以内の数値)
測定方向の設定(X軸,Y軸,XY軸)
校正係数の設定
自動測定 手動による測定開始
インタバル測定:測定開始時刻と測定間隔時間の設定
測定データのCSVファイル保存(150m,2方向測定で1回約40kB)
モニタ測定 目標深度を設定して深度移動可能
測定値(傾斜角度)を表示
数値表示ソフトウェア 累積変位の数値表示,各深度の傾斜角度,各深度の累積変位のグラフ表示
環境設定 時刻設定
非常停止 非常停止ボタン,ケーブルテンション超過,ケーブルテンション不足,ケーブル過巻上げ,軸回転部異常,エンコーダ異常,モータ異常
電源電圧 AC100V
消費電流 10A以下
使用温湿度範囲 0~40℃,20~80%(結露・凍結しないこと)

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