KV
クラックゲージ

概要
構造物、試験材料などのクラックの発生が予測される、また、すでに発生しているところ等に接着剤で貼り付け、クラックの進行した長さや伝播速度を計測するものです。一般のひずみゲージと異なり、クラックが進行することによりグリッドが切断され抵抗値が変化します。
特長
●クラックの進行、伝播速度を電気的に取り出せる
●平面でも曲面でも使用できる
●クラックの長さと抵抗値変化がほぼ直線的になる
●アダプタの使用により従来のひずみ測定器が使用できる
●従来の光学的な方式に比べ非常に簡便
●グリッドの前後に2本のトリガラインがあり、測定の自動化に利用できる(KV-5C)
主な特性
材質 抵抗素子 | Cu-Ni系合金箔 |
---|---|
材質 ベース | 紙基材+ フェノールエポキシ |
主な適用接着剤と組合せたときの硬化後の使用温度範囲(℃) | CC-33A CC-36 PC-600 |
主なリード線と組み合わせた時の温度(℃) | - |
自己温度補償範囲(℃) | - |
適合線膨張係数×10-6/℃ | - |
室温におけるひずみ限界(約%) | - |
室温における疲労寿命(回数) | - |
製品一覧
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KVクラックゲージ

型式名 | 寸法(mm) | |||
---|---|---|---|---|
ゲージ(グリッド) | ベース | |||
長さ | 幅 | 長さ | 幅 | |
KV-5C | 30 | 5 | ||
KV-25B | 42 | 32 |
ご注文は5枚単位
備考
適用接着剤 CC-33A,CC-36,PC-600
アダプタ KVA-1A(別売)
外形寸法 35×20×15mm