非接触・多点同時の変位計測
サンプリングモアレカメラ DSMC-100A

特長
各種構造物の奥行き方向を含む微小変位を1台のカメラで多点同時に高速で測定できます。本製品を用いることで、遠隔・非接触で橋梁など大型インフラ構造物のモニタリングが可能となります。

遠隔からカメラで簡単計測
構造物に貼り付けた格子シート(別売)を用いて、奥行き方向を含むXYZ方向の微小変位を高精度測定

高速撮影が可能
高速車両通行時の橋梁や床版たわみなどの動的変位のピーク値も逃さず捉えることができます。
※最大500 fps以上

リアルタイムモニタリング
波形データの異常や構造物の現在の状況を現場で即座に確認。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られた成果を活用しています。
計測事例


国道121号境橋(山形県)
遠隔・非接触による桁たわみや支承部の機能確認が可能です。支承部の水平・垂直変位を計測するだけでなく、支承部の傾斜角を演算して、正しく機能しているかを計測しました。
国土交通省 点検支援技術性能カタログ掲載技術

打撃工法のIT施工管理装置(実証実験)
建築工法の一種である打撃工法の施工管理装置として活用できます。1打撃ごとの貫入量やリバウンド量が問題なく計測できるため、高度な打ち止め管理を実現します。
土木・建築分野以外でもご活用いただけます。


システム
構成図

主な仕様
型式 | DSMC-100A-2 |
---|---|
分解能 | 格子ピッチの1/100から1/1000 (格子の撮影画素数による) |
計測フレームレート | 1fps~500 fps (処理領域数と領域サイズ,露光時間による) |
サイズ・重量 | カメラ本体:76(W)×63(H)×121(D)mm(コネクタ等の突起部を除く), 約850 g |
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