バージョンアップ履歴 EDX-3000A/B
Ver.01.50の主な改訂内容
- EDX-200Aとの異機種同期運転において,DCS-100Aから同期ケーブル全長を、「500m以下」、または「1000m以下」に設定ができない不具合を修正しました。
- EDX-5000Aとの異機種同期運転において、マスタとなるEDX-5000A側で「BAL実行時に内部感度登録を実行」を設定した上で、モニタ中にバランス操作を行うと、CDV-40B(A)シリーズの電圧モードに設定したチャネルのアンプ設定内容が異常になる不具合を修正しました。
Ver.01.49の主な改訂内容
- DPM-42B-I-Fにおいて、ローパスフィルタの設定を"AUTO"にした状態で内部感度登録を実行した場合、レンジ精度の仕様を超えてしまう可能性がある不具合を修正しました。本不具合はローパスフィルタの設定が"AUTO"以外では発生しません。
- DPM-42Bシリーズにおいて、ADデータフォーマットを24ビットに設定した状態で内部感度登録を実行すると、その後の測定値が異常な値を示す場合がある不具合を修正しました。
- データ再生で、EDX-5000AとEDX-200Aで集録したKS2ファイルを結合した場合、結合後のKS2ファイルのCH番号割り当てを変更しました。
【 例 】
マスタ EDX-5000A(80CH筐体 測定CH01~08)、
スレーブ1 EDX-5000A(80CH筐体 測定CH01~08)、
スレーブ2 EDX-200A (32CH筐体 測定CH01~08)
のKS2ファイルを結合した場合、結合後のKS2ファイルのCH番号は以下のようになります。
変更前:
結合後のKS2 ファイルのCH 番号 | 結合前のKS2 ファイルのCH 番号 |
---|---|
CH01~08 | マスタのCH01~08 |
CH09~16 | スレーブ1 のCH01~08 |
CH161~169 | スレーブ2 のCH01~08 |
変更後:
結合後のKS2 ファイルのCH 番号 | 結合前のKS2 ファイルのCH 番号 |
---|---|
CH01~08 | マスタのCH01~08 |
CH81~88 | スレーブ1 のCH01~08 |
CH161~169 | スレーブ2 のCH01~08 |
Ver.01.47の主な改訂内容
- CDV-40A/B(-F)、およびCVM-40/41Aにおいて内部感度登録を実行すると、ハイパスフィルタを ON(0.2Hz,1Hz)にした時に、オフセットが発生してしまう不具合を修正しました (本不具合はVer.01.38~01.46で発生します)。
- CDV-40A/B-F、およびAD-40AS-Fにおいて、ADフォーマットが24ビットの状態で内部感度登録を 実行すると、ローパスフィルタの設定をAUTOにした時にオフセットが発生する不具合を修正しました。
- データ再生で、統計演算結果を印刷した時に、11桁を超えた値で上位桁が印字されない不具合を修正しました。
例) 12桁の-0.001234567では、上位桁の”-”記号が印字されません。
修正後、11桁以内の-1.2346e-03で出力するようにしました。
Ver.01.46の主な改訂内容
- 同期運転において,同期ケーブル全長を50m以下に選択した場合,稀にEDX間の同期通信でエラーが発生し,測定できなくなる場合がある不具合を修正しました。
Ver.01.45の主な改訂内容
- CDV-40Bシリーズ,およびCVM-40A/41Aシリーズのひずみ測定において,使用する入力ケー ブルを考慮するように内部感度登録を修正しました。これにより,測定精度が向上します。
- リアルタイム四則演算で,演算式にマイナス値のべき乗(n^-m)を使用すると不正確な値になる不具合を修正しました。
Ver.01.44の主な改訂内容
- CDV-44AS,CDA-44AS,CDA-45ASのバランス処理において,入力の状態によりバランス残りが大きくなる場合がある不具合を修正しました。
(本不具合は,Ver.01.41,01.42で発生します) - お客様の環境によってはEDXが起動しない,あるいは ハングアップする場合がある不具合を修正しました。本不具合は Ver.01.42,および01.43 で発生します。
Ver.01.41の主な改訂内容
- 工場出荷状態に初期化を行った際,取得したバランス値,および内部感度登録値も初期化するように変更しました。
(工場出荷状態に初期化は,「ファイル」-「条件の初期化」より行います。) - CVM-41Aシリーズでモードを「ひずみ(10V)」にした場合,内部感度登録を実行すると,感度低下が起こる不具合を修正しました。
- DISABLEカードが存在する状態で,条件の初期化を実行すると,以後、条件設定や測定ができなくなる不具合を修正しました。本不具合が発生すると「パラメータが違います」のエラーが表示され,測定動作ができなくなります。
※CAN-40AやCAN-41Aを最終スロット以外に実装した場合,カード種別がDISABLEになります。 - KS2の作成言語が英語で,CVM-41Aが実装されている状態で, CADコマンドを実行するとハングアップする不具合を修正しました。
- CDV-44Aシリーズのひずみ(ON)モードにおいて,入力未接続状態でバランスを実行した場合,「NG」と表示するように改善しました。
Ver.01.40の主な改訂内容
- グラフウィンドウの「表示条件設定」ウィンドウで,形状を”CH別”,表示CHをクリアして OKボタンを押し,グラフ表示エリアをダブルクリックすると,ハングアップする不具合を 修正しました。
- 1320CHを超えるKS2ファイルを読み込むと,ハングアップする不具合を修正しました。 修正したVer.01.40以降は,エラーメッセージを表示して,読み込みを中断します。
Ver.01.37の主な改訂内容
【変更内容】
- グラフウィンドウで、印刷・プレビューを行った直後に、カーソルの表示やドラックを行うと、表示が正常に行われない不具合を修正しました。
(モニタ開始、条件設定、ウィンドウサイズ変更等の操作を行うと、正常な表示に戻ります。) - リアルタイムFFT解析で、「表示CH切り替え」ボタンをクリックしても表示CHが切り替わらない不具合を修正しました。(不具合は、Ver.01.33~01.35で発生します。)
- データ再生で、ズームモード時にスクロールバーを操作しても、グラフがスクロールしない不具合を修正しました。
- データ再生で、KS2ファイルに任意範囲指定の切り出しやファイル結合を行う場合、デジタルCHの最上位ビット(16ビット目)が1であると、デジタルCHビットデータが全て0x7FFFになってしまう不具合を修正しました。
- データ再生で、データ型がshort型のKS2ファイル(Ver.01.04以降)をCSV変換すると、有効桁数が最大15桁になる不具合を修正しました。(不具合は、Ver.01.26~01.36で発生します。)
- 長時間モニタ動作を実施するとエラー停止する場合がある不具合を修正しました。
- 測定中の上下限チェック機能で、稀に異常な判定を示す場合がある不具合を修正しました。
Ver.01.35の主な改訂内容
【変更内容】
- センサ情報読み込みで定格出力(mV/V)項目が正しく読み込まれない不具合を修正しました。
- X-Yグラフで、矢印キーおよびマウスのドラッグでカーソル移動しない不具合を修正しました。
(不具合は、Ver.01.10~01.33で発生します。) - 校正係数がマイナスの場合、上下限のオーバーチェックが正しく行われていない不具合を修正しました。
- CAN-40A/41A条件設定時のCAN-ID名称およびCAN-CH名称に40文字入力するとハングアップする不具合を修正しました。
- データ再生で、オートスケールの自動再生に、グラフスケールが切り替わると、グラフ波形が途切れる不具合を修正しました。
- データ再生でECAN-40A、EGPC-40Aで集録したCANデータファイル(E4Aファイル)読み込み時に、
キャンセルボタンを押して読み込み処理を終了すると、CANデータファイル(E4ファイル)を削除する不具合を修正しました。 - 寿命予測の計算で、集録時間を秒で計算する所を10000秒以上の時に単位を分に変換して計算していた不具合を修正しました。
Ver.01.33の主な改訂内容
【変更内容】
- Y-Timeグラフで、最大グラフへ表示数を4から10に変更しました。
- Y-Timeグラフで、Y軸の2軸表示・CH別表示が追加になりました。
- デュアルディスプレイに対応しました。
デュアルディスプレイモードにすると、数値・グラフウィンドウをメインウィンドウ外に移動することが可能です。 - データ確認で、グラフ表示範囲内の最大値・最小値・平均値が表示可能になりました。
- グラフウィンドウの初期条件ファイルを登録していると、データ確認でグラフ表示ができない不具合を修正しました。
- センサ情報読み込みで、センサ情報の単位が大文字の"G"の場合に、CH条件へ設定すると小文字の"g"になる不具合を修正しました。
- CSV形式ファイル変換で、最大データ数を約100万データから無制限に変更しました。
- データ再生で、任意範囲のファイル変換、統計演算を行う場合に、データ範囲の初期値に不定な値を表示する不具合を修正しました。
(Ver.01.26~01.32で、不具合は発生します。) - CANdbファイル読み込みで、Signalの単位が大文字の"G"の場合に、CAN-40A/41Aへ設定すると小文字の"g"になる不具合を修正しました。
Ver.01.32の主な改訂内容
【変更内容】
不具合修正
- 数値・グラフウィンドウを最大化した状態でEDX-3000Aを終了し、コンディショナカードの構成を変更して起動すると、EDX-3000Aがハングアップする場合がある不具合を修正しました。
(不具合は、Ver.01.26~01.31で発生します)
Ver.01.31の主な改訂内容
【改訂内容】
- 「MAX/MIN」表示後,KS2ファイルが読み込めなくなる不具合を修正しました。
(Ver.01.27~01.30で,不具合は発生します。) - KS2ファイルが読み込めない場合には,エラーメッセージが表示されます。
Ver.01.29の主な改訂内容
【変更内容】
- CDV-40B/A-Fに対して内部感度登録を実行した場合,ローパスフィルタをAUTOに設定したチャネルのデータが,内部感度登録時の入力状態によってシフトしてしまう不具合を修正しました(Ver.0.1.21~01.28のEDX-3000Aで不具合は発生します)
※EDX-100A,200Aと同期運転を行う場合には,下記のバージョンを使用してください
EDX-100A:Ver.01.36以降 EDX-200A:Ver.01.23以降 DCS-100A:Ver.04.25以降
Ver.01.28の主な改訂内容
【変更内容】
- Ver.01.02~01.20で作成した測定条件ファイルを読み込めない不具合を修正しました。
(Ver.01.26~01.27で,不具合は発生します) - 四則演算で,DEG関数を使用した場合に,読み込むことができないKS2ファイルを作成する場合がある不具合を修正しました
- 四則演算を行った実数型のKS2ファイルを読み込み,数値表示を行った時ハングアップする不具合を修正しました
Ver.01.27の主な改訂内容
【機能追加・変更】
- 測定操作パネルを閉じた時にメインウィンドウの右下にボタンを表示し,ボタンを押すと測定操作パネルを再表示するようにしました。

【不具合修正】
- 不正なKS2ファイルを読み込むと,ハングアップする不具合を修正しました。
- インタバル測定で,ステータスバーの集録開始日時がサマータイムに対応していなかった不具合を修正しました。

- インタバル測定で,ステータスバーの集録開始日時がサマータイムに対応していなかった不具合を修正しました。
- Ver.01.26において,センサ情報保存で定格出力(mV/V)が,CH条件設定と異なる値で保存される不具合を修正しました。
Ver.01.26の主な改訂内容
【不具合修正】
- データ再生の全データ表示モードで印刷を行うと正常に印刷が出来ない不具合を修正しました。
- CANカード(CAN-40A/41A)条件設定において,CAN-CH条件のオフセットに-1.0が設定できない不具合を修正しました。
Ver.01.25の主な改訂内容
【不具合修正】
- センサ情報読み込みを行うと,ハングアップする場合がある不具合を修正しました。
Ver.01.24の主な改訂内容
【機能追加・変更】
- ADコンバータカード AD-40AS、AD-40AS-Fに対応しました。
- 数値・グラフウィンドウに、表示条件の変更を元に戻す機能と、元に戻した変更をやり直す機能を追加しました。

- グラフウィンドウの円メータにハンドルモードを追加しました。ハンドルモードは、ハンドルの操舵角を表示する時に便利な機能です。
- 数値ウィンドウのテキストに、測定状態を追加しました。表示データに測定状態を選択すると、現在の測定状態をメインウィンドウ上に大きく表示することができます。

Ver.01.21の主な改訂内容
【機能追加・変更】
- EDX-200Aと同期運転が可能になりました。
※ EDX-200AのファームウェアVer.01.07以降に対応
[参考]同期可能なEDX-100A:Ver01.30以降
- CH条件設定ウィンドウに、センサ情報の保存と読み込みを追加しました。
- リアルタイムの四則演算で、演算ゼロ機能を追加しました。
- 数値・グラフウィンドウで、デフォルトの表示条件の登録が可能になりました。
- グラフウィンドウのX軸・Y軸スケールで、任意補助線の表示が可能になりました。
- グラフウィンドウの円メータに、360度表示可能な円メータを追加しました。

- 数値ウィンドウの全CH/16CH表示で、最大値・最小値表示が可能になりました。

- 全データ表示で、Y軸スケールをフルスケール(FS、-FS)から物理量に変換し、最大値・最小値の表示を追加しました。

Ver.01.20の主な改訂内容
【機能追加・変更】
- CANdbファイルの読み込みに対応しました。
- 数値ウィンドウで、測定データをデジタル数値(7セグメント)で表示できるようになりました。

- グラフウィンドウで、+方向と-方向のスケール値を連動して設定できるようになりました。

Ver..01.19の主な改訂内容
【機能追加・変更】
- CEマーキングに対応したCVM-40Aに対応しました。
Ver.01.17の主な改訂内容
【機能追加・変更】
- コンディショナカードCVM-40A,DPM-42B(-F),DPM-42B-I(-F)に対応しました。
- ADフォーマットとして24bitが選択できるようになりました。
CVM-40Aと組み合わせて使用すると従来より高分解能でデータ集録が可能となります。 - 「測定条件設定」ウィンドウのリアルタイム処理の設定を「環境設定」ウィンドウの「リアルタイム処理」画面で行うように変更しました。
- グラフウィンドウで、分割線にスケール値を表示するようにしました。
【不具合修正】
- 演算処理実行時にバランス、内部感度登録、オフセットゼロの実行結果が異常となる点を修正しました。
マナログトリガCHに負の校正係数が設定されている場合、設定と逆のトリガスロープでトリガ判定を行っていた点を修正しました。 - グラフの分割線が正常に表示されない不具合を修正しました。
例分割数が2でY軸スケールが500~1000の場合、750の位置に分割線が表示されませんでした。(Ver.01.10~01.16で、不具合は発生します。)
- 測定終了後のデータ確認でデータ削除を行った時に、自動変換したファイルが削除されない不具合を修正しました。
- コンディショナカードを同じ種類で異なる型式のカードに変更して、モニタを開始すると測定条件エラーが発生する不具合を修正しました。
例CDV-40BをCDV-40B-Fに変更して、モニタを開始すると測定条件エラーが発生します。
- 数値ウィンドウの最大値・最小値表示でサンプリング周波数が4Hz以上の時に最大値
最小値を検出しないことがある不具合を修正しました。 - 数値ウィンドウの最大値・最小値表示で、測定条件設定ウィンドウと表示条件設定ウィンドウの表示中に最大値・最小値を検出しない不具合を修正しました。
- 測定条件設定ウィンドウをキャンセルして閉じる時に、数値ウィンドウの最大値最小値表示クリアする不具合を修正しました。
- 演算式に数値と文字を続けて入力するとハングアップすることがある不具合を修正しました。
演算式の例:100A → ハングアップします。(Ver.01.14~01.16で、不具合は発生します。)
- 演算関数ASIN、ACOS、DSIN,DCOSの引数が-1から1以外の場合、演算式の結果が0になる不具合を修正しました。
演算の例:(10-ACOS(2))/10 → 正常な演算結果は1ですが、0になります。(Ver.01.14~01.16で、不具合は発生します。)
Ver.01.16の主な改訂内容
- サンプリング周波数が10kHzの場合,集録データ上限が4Gバイトになる不具合を修正しました。
例 測定CH数が64CHの場合,集録データ数に31,250,000を越える値を設定することができません。
(4,000,000,000/ 2 /64CH = 31,250,000 1データのサイズ:2バイト) - トリガCHの校正係数がマイナス値の場合,トリガレベル値の設定が正常に行えない不具合を修正しました。
例 トリガCHのレンジが1kμεで校正係数が-1の場合,トリガレベル値に100と入力しても,1000(上限値)と設定されてしまいます。