主応力の大きさと方向の求め方(ロゼット解析)

構造物などの応力測定において、主ひずみの方向が未知な場合には、通常、3軸のロゼットゲージを接着して測定したひずみ値を下記の計算式に入れて求めます。(下式は直角3軸型ロゼットゲージの場合)

  1. εa→εb→εc 軸回りを正方向とする
  2. 角度θは
    • εacの場合はεa軸と最大主ひずみのなす角をあらわす
    • εacの場合はεa軸と最小主ひずみのなす角をあらわす
    • εaとεcの大きさの比較は+、-の符号を含める

最大主ひずみ

最小主ひずみ

主ひずみの方向(εa軸から)

最大せん断ひずみ

最大主応力

最小主応力

最大せん断応力

ν:ポアソン比
E:縦弾性係数