絶縁抵抗の影響

図において絶縁抵抗がr1からr2に低下した場合、出力に現われる誤差ひずみはとなります。
Rg=ひずみゲージの抵抗値
Ks=ひずみゲージのゲージ率
r1=絶縁抵抗(変化前の)
r2=絶縁抵抗(変化後の)
一般のひずみ測定では、100MΩ以上あれば問題にならない場合がほとんどです。しかし、実際には絶縁抵抗が低下するとr2は一定値にとどまらず、常に温湿度などにより激しく変化することになり、絶縁抵抗のrは回路のどの部分に付加されるか特定できないため、注意しなければなりません。