曲面に接着したひずみゲージの抵抗値変化
図のように曲面に接着したひずみゲージの抵抗素子に生ずるひずみεは、次式で示すことができます。

たとえば、単軸のKFGS型ゲージを r=1.5(mm)の曲面に接着するとすれば、t =0.015(mm)ですから、接着された状態でひずみゲージはすでに約5000×10-6のひずみを受けることになります。
この場合、ゲージ率を2.00、ゲージ抵抗を120Ωとすれば
ΔR/R=ε・Ksであるから
ΔR=5000×10-6×2×120となり、抵抗値は約1.2Ω増加することになります。
またrの内側に接着したひずみゲージの抵抗値は逆に減少します。
