ひずみゲージの選び方

測定材料、測定環境などによる選び方

  • 一般応力測定用
  • 複合材料・プリント基板・プラスチック・ゴム用
  • 微小ひずみ測定用(半導体ゲージ)
  • 高温用
  • 低温用
  • 抗磁性用など

省力効果による選び方

リード線付ゲージ

このゲージは、所要の長さの平行ビニル線などのリード線が直接接続されているので、ゲージ接着作業の迅速化、省力化ができます。ゲージとリード線の接続の組み合わせなどは、各ゲージの項を参照してください。

防水ゲージ

ゲージの表面を樹脂で覆い耐水構造としたゲージで、コーティング処理が不要になります。

ゲージ長による選び方

主な用途 ゲージ長(mm)
モルタル、コンクリートなどのひずみ測定 30~120
木材、ガラスなどのひずみ測定 5
一般金属、アクリルなどのひずみ測定 1〜6
応力集中測定 0.15〜2
スペースの狭い箇所のひずみ測定 0.2〜1
衝撃ひずみなど速い現象でのひずみ測定 0.2〜1

ゲージ抵抗値による選び方

抵抗値 用途
60Ω 曲げ補正用
120Ω 一般応力測定用
350~1000Ω 変換器用