モニタリングシステム技術研究組合への参画について

2014年11月27日

 株式会社共和電業(社長:星 淑夫)は、平成26年12月2日の総会開催により始動する「モニタリングシステム技術研究組合」【英語名Research Association for Infrastructure Monitoring System略称:RAIMS(ライムス)(理事長:依田照彦)】に参画いたします。

 老朽化する社会インフラの増大、一方で厳しい財政状況や熟練技術者の減少という状況のなか、適切な維持管理による長寿命化や維持管理・更新のトータルコストの縮減・平準化を図るためには、新技術を活用した維持管理サイクルの構築が必要です。そのためにも、点検や診断を補助し、補修・補強の効果を確認できるモニタリングシステムの導入が期待されています。

 しかし、モニタリングシステムを構成するセンサによる計測技術、計測データを収集・伝送する通信技術、データを分析評価する技術は、日々新しい技術が開発され、多種多様なものが存在するものの、どの技術をどのようにインフラの維持管理に適用するのか、管理者が判断できずに、本格的な現場導入に至っておりません。

 RAIMSは、道路・高速道路の管理者、ゼネコン、建設コンサルタント、電気・通信メーカー、センサ・設備メーカーと各分野の専門家の総力を結集し、互いのもつ強みを発揮しあい、管理者のニーズに合致した最先端のモニタリングシステムの早期実用化を目指します。