自動車の車載試験などで活用
マルチシグナルコンディショナ「MCF-A」を発売開始
2017年04月19日

株式会社共和電業(本社:東京都調布市、代表取締役:舘野 稔)は、自動車のベンチマーク試験や鉄道車両の車載試験などあらゆる応力計測のシーンで活用できるマルチシグナルコンディショナ「MCF-A」を、2017年4月下旬より販売開始します。
MCF-Aは、コンディショナカードの中から必要なカードを選択することで計測目的にマッチした測定システムを構築できる、多チャネル型シグナルコンディショナです。
開発の背景
当社従来機種(MCD-A)は、計測現場に密着した多チャネル型シグナルコンディショナとしてご愛顧いただいていましたが、今回さらなる小型軽量化を実現するとともに、1チャネル型動ひずみ測定器としてユーザーからの定評がある「DPM-900シリーズ」の操作性を採用した「MCF-A」を開発いたしました。
MCF-Aの特長
1. 操作性の向上
DPM-900シリーズと同様の直感的なかんたん操作で、設定時間を大幅に短縮できるようになりました。
感度調整はデジタルスイッチ式の直読タイプを採用し、センサの定格出力値をダイレクトに設定できます。
また前面パネルで全ての設定ができ、本体の電源オフ後も設定値の確認が容易です。
さらにTEDS※1対応センサを使用すれば、手動による感度調整設定作業が不要です。
2. さらなる小型軽量化を実現
従来機種より、体積比較で約40%、重量比較で約71%とより軽くコンパクトになりました。※2
※1 定格出力値をはじめとするセンサ個体の各種情報を電子化してセンサ側に持たせるためのフォーマット(IEEE1451.4にて規格)
※2 MCF-8Aに全チャネルコンディショナカードを実装時