無線計測で、工業計測分野の生産性向上に
デジタルテレメータ「MRS-100シリーズ」ラインナップに4チャネルタイプが登場

2019年12月12日

MRS-100シリーズ

株式会社共和電業(本社:東京都調布市、代表取締役:田中 義一)は、デジタルテレメータ「MRS-100シリーズ」の4チャネルタイプを、2019年12月にリリースいたします。
MRS-100シリーズは、デジタル変調で安定した通信が行える小型な無線ユニットで、ひずみゲージおよびひずみゲージ式センサを手軽に無線化できます。工業計測や実験研究分野での高速現象にも対応し、ほぼリアルタイム(定遅延)で試験データの送信が可能です。このたび多チャネル測定の要望にこたえて4チャネルタイプをリリースしました。


新製品概要

ご好評いただいているデジタルテレメータMRS-100シリーズ 1チャネルタイプは、移動する物体や配線困難な場所での試験で、測定物の動きを阻害するケーブルの無線化に貢献し、様々なフィールドで活用いただいております。今回、多チャネル測定のご要望にこたえて送信機と受信機1セットで最大4チャネルの測定を実現した「MRS-100シリーズ 4チャネルタイプ」を開発いたしました。

MRS-100シリーズ 4チャネルタイプの特長

1.安定した通信を実現する無線計測システム

  • 通信距離最大50 m(見通し)、周辺環境によりアンテナ延長などフレキシブルに対応可能
  • 安定した通信が行える2.4 GHz帯デジタル変調方式
  • 最大64チャネルの測定システム構築が可能

2. 送信機は電池を使用し最大連続13時間駆動(LR03EJ単四型電池2本使用時)

  • 単四型の充電池 2本でも最大10時間駆動

3. 簡単に設定でき試験までの時間を短縮

  • 初期設定以降はPC不要で簡単操作
  • センサチェック機能・送信機電池残量モニタなどの安心機能を受信機に搭載

4. 動的現象の測定に最適

  • 高速現象にも追従し、ほぼリアルタイム(定遅延)で試験データを送信
  • サンプリング周波数最高4.8 kHz(応答周波数DC~370 Hz、1チャネル測定時)

5. 周囲温度影響を低減した1ゲージ3線式にも対応(別売のセンサ接続アダプタ使用時)


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