IT施工管理におけるサンプリングモアレカメラの活用

2021年2月12日
株式会社共和電業

打撃工法を用いた実証実験による、適用性の評価

 株式会社共和電業(本社:東京都調布市、代表取締役:田中 義一)はこのたび、全国基礎工事業団体連合会(略称:全基連)による実証実験を通じ、打撃工法のIT施工管理装置の適用性について一定の評価を得ました。 このIT施工管理装置は、サンプリングモアレカメラから得た値を元に各種管理値を算出しています。

サンプリングモアレカメラ DSMC-100A

1打撃ごとの貫入量やリバウンド量が問題なく計測可能

実工事現場で確認した内容は、「打撃工法のIT施工管理装置の適用性」と「打撃時に計測するデータのリアルタイムでの通信機能」。

計測時、パソコン画面にリアルタイム表示させた内容は以下の通りです。

  • 打撃1打ごとの貫入量とリバウンド量の波形
  • 深度と貫入量・リバウンド量
  • 貫入量とリバウンド量の関係
  • 深度25センチごとの打撃回数の関係

提出用の帳票としては、「打ち止め時の杭貫入量測定記録」「打ち止め管理図」「打撃回数図」の作図を行いました。 実証試験の詳細については、全基連の連合会事業案内『IT施工管理装置』をご参照ください。
IT施工管理装置に関するお問い合わせは、全基連もしくは共和電業までお願い致します。
サンプリングモアレカメラおよびその他計測に関するご相談・お問い合わせについても、お気軽にご連絡ください。

計測風景

参照