はかれば、未来が見えてくる Measure the Future!はかれば、未来が見えてくる Measure the Future!

私たち共和電業は1949年の創業以来、
応力計測というフィールドを中心に世の中に安全と安心を届けてきました。

その中核となっているのが、ひずみゲージ
私たちの技術がダムや橋、高層タワーといった建造物はもちろん
自動車や鉄道の性能・安全性の向上にも活かされています。

工業分野、農業、スポーツ、福祉、人間工学
さらには宇宙探査といった国家レベルの研究開発プロジェクトにも貢献しています。

これまで培ってきた技術と一人一人の創意工夫で
世界に安全と安心を、平和と希望を未来に繋いでいく
それが私たちの仕事です。

KYOWAの技術は、様々なイノベーションを支えています

  • リニアモーターカー走行実験における計測

  • 自動車衝突実験装置

  • 東京ドーム膜屋根の保持管理

  • YS-11型旅客機のブレーキ性能試験

  • 東海道新幹線の試運転の計測

  • 黒部ダムの応力測定

  • 日本で最初の実船応力測定

70年企業の歴史

  • 1949年

    共和無線研究所として設立

  • 1950年

    日本初の「ひずみゲージ」誕生

    共和電業はひずみゲージと静ひずみ測定器の試作に成功し、日本で最初(1951年)に商品化しました。70余年に及ぶ豊富な経験と技術をもとに、多くの種類の高性能なひずみゲージや、ひずみゲージを検出素子に用いたセンサ、測定器、システムを製造しています。

  • 1951年

    日本で最初の実船応力測定

    運輸省の保有の「近油丸」の溶接強度解明を目的としたもので、日本で初めて「ひずみゲージ」を用いて行った、大規模な応力測定が実施された。

  • 1954年

    箔ひずみゲージの試作に成功

  • 1958年

    東京タワーの応力測定と揺れ観測

    東京タワーの最先端に共和電業の加速度センサが設置され、風や地震による揺れを観測するとともに、応力測定のため、最下部の基礎コンクリート内にセンサが埋没された。

  • 1963年

    東海道新幹線の試運転の計測

    神奈川県小田原市から相模川東岸までの23km区間に新幹線総合モデル線管理区が施設され、国鉄技術研究所により各種の実験が行われた。この実験データは以後の新型車両開発に広く貢献した。

  • 1965年

    世界最小の箔ひずみゲージを開発

  • 1974年

    ポリイミドベース箔ひずみゲージを開発

  • 1974年

    国産ジェット輸送機C-1型の疲労試験

    国産ジェット輸送機C-1型の実機による疲労試験が防衛庁の手により実施された。試験は100本の油圧アクチュエータを利用したシミュレータによって行われ、機体に加わる応力、荷重を計測した。

  • 1978年

    カプセル型高温ひずみゲージを開発

  • 1985年

    東京ドーム膜屋根の保持管理

    大規模膜屋根の変化に対して、圧力計、風速計、変位計などによって自動制御するシステムで、管理の省力化に貢献した。

  • 1988年

    自動車衝突実験装置

    自動車の衝突時の損害減少と修理性向上の研究のためバリヤテスト装置(低速度衝突実験装置)が完成した。共和電業のソフトウェアを含めた解析装置が採用された。

  • 1989年

    宇宙用圧力センサの開発

    1988年2月に6年に及ぶ開発の末完成した圧力センサを搭載したH-Ⅱロケットの打ち上げが成功した。

  • 1998年

    リニアモーターカー走行実験における計測

    550km/hの有人走行達成に伴う計測協力に対し、鉄道総合技術研究所(JR東海)より感謝状を授与された。

  • 2010年

    「はやぶさ」の開発協力

技術紹介

特許

共和電業はひずみゲージのパイオニアとして、より良い製品を目指す研究開発を行い、創業以来約600件の特許を出願してきました。
現在の主力であるKFGSシリーズでは、ゲージタブパターン部におけるゲージリードの半田付部近傍(図の丸で囲った部分)の応力の集中の緩和・疲労寿命の改善・小型化のため、最適な構造を追求しました。この独自技術は、特許1件、および関連意匠を含む意匠2件として日本特許庁に登録されています。

IAJapanの認定事業者(JCSS, ASNITE)

認定事業者とは、ISO/IEC17025などの要求事項に基づいて校正を実施する技術能力を有することをIAJapan*により認定された事業所のことです。
この認定により、国際基準に適合していることが保証され、国際的に通用する校正証明書を発行することができます。
共和電業は下記の分野で認定事業者として登録されています。

  • 計量法校正事業者登録制度(JCSS):電気(直流・低周波)、時間・周波数及び回転速度、力、振動加速度
  • 製品評価技術基盤機構認定制度(ASNITE):遠心加速度

※ IAJapanは国際規格であるISO/IEC 17025、ISO 17034及びISO/IEC 17065に基づき、試験所・校正機関、標準物質生産者及び製品認証機関の認定を行っている認定機関です。

ひずみ計測とは?

物体が元の形を保とうとする力を「応力」といいます。様々な大きさ、形状、材質の機器や構造物の強度を知る上での目安となる応力の測定は、十分な強度や安全性の確保の面で欠くことができません。
この応力測定に最も確実かつ実用的な手段として使用されているのがひずみゲージです。「ひずみ」とは材料に加わる外力に比例して材料が伸びたり縮んだりする変形の量のことで、このひずみを電気信号として検出するセンサがひずみゲージです。

ひずみゲージ講習会

当社では、より多くの方々に「ひずみゲージ」をご理解していただき、正しく利用していただくために「ひずみゲージ基礎講習会」を、全国各地で開催しております。
これからひずみ測定に携わる方、ひずみ測定をはじめて1年くらいの方など、おもに初心者の方を対象とした内容で、講義と実習を取り入れて解りやすく説明致します。
実習用の測定器としてデータロガーUCAM-60A、動ひずみ測定器DPM-711B他を使用しております。

製品情報

自動制御とその応用に関する製品を紹介いたします

  • ひずみゲージ

    KFGS

    従来の汎用箔ひずみゲージKFGシリーズの特長はそのままに、使いやすさと性能の向上をはかり世界最高水準の品質を追求しております。ゲージタイプ、リード線など各種ご用意しております。

  • 波形表示計装用コンディショナ

    WGA-910A

    圧入やプレスの加圧変化等を波形でモニタでき、数値だけではとらえ難い荷重や圧力などの物理量変化を視覚的に確認できるタッチパネルを採用した計装用コンディショナ。DA出力やCC-Linkにも対応可能

  • ボルト軸力計製作・校正サービス

    BOLTEYE

    お客様ご支給のボルト(M3~M64まで、様々な形状に対応可能)でボルト軸⼒センサを製作するサービスです。

  • デジタルテレメータ

    MRS-100シリーズ

    多彩な測定環境に対応したデジタル変調方式のテレメータ(遠隔測定器)です。最大50m(見通し)の範囲を無線化して測定準備を省力化できます。送信機が従来品よりも小型となり、狭い場所でも設置できます。

  • コンパクトデータレコーダ

    CTRS-100シリーズ

    小型・軽量・耐衝撃構造のため、二輪車走行試験や船舶の実船試験といったスペースが限られ振動や衝撃にさらされる環境から、卓上での測定まで設置場所を選ばずさまざまな応力計測に対応します。

  • カメラによる変位計測
    サンプリングモアレカメラ

    各種構造物の奥行き方向を含む微小変位を1台のカメラで多点同時に高速で測定できます。このカメラを用いることで、遠隔・非接触で橋梁など大型インフラ構造物のモニタリングが可能となります。

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