GHG削減への取り組み
共和電業グループは、温室効果ガス(CO2)排出量の削減率をモニタリング指標として、事業活動による環境負荷低減に取組んでおります。中長期的な目標として2030年度までにCO2排出量を2015年度比46%削減する目標を立て取組みを進めた結果、2024年度にて前倒しで達成致しました。
新たな目標として2030年度までに2015年比60%削減の目標を立てております。
今後、「2050年カーボンニュートラル」社会への移行を見据え、継続的な取組みの拡充を図ってまいります。
現状の取組みとしては、自社の直接排出(Scope1)の継続な削減と、他社から供給されたエネルギーによる間接排出(Scope2)の削減に重点的に取組むことで、気候変動リスクの低減に努めております。
なお、Scope2については、2024年度より山形共和電業にて太陽光発電設備の稼働を開始し、電力会社との再生可能エネルギー電力の供給契約と合わせ、排出量の削減に取組んでおります。
また、サプライチェーンにおけるCO2排出(Scope3)の算定については、サプライチェーンの排出量の精査など対応を実施し、今後、開示を予定しております。
(注)共和電業グループにおけるCO2排出量の集計は、2024年度までは調布・本社工場と、共和電業グループの生産工場である山形共和電業、甲府共和電業を集計対象としております。
2025年度より子会社を含めた国内全事業所を集計対象とする予定です。
なお、2030年の目標排出量算定数値は、上記国内全事業所を集計対象とした場合2015年排出量の60%削減としております。